３年ぶりとなった宿泊学習。５年生は滋賀県での１泊２日の宿泊学習を行いました。
　１日目の午前中には、ガイドさんと「長浜城」での歴史学習をしました。午後には、チャーター船に乗って、日本遺産となっている祈りの島である「竹生島」の散策を行いました。宿では、自分たちの計画・運営による「キャンプファイヤー」を楽しみました。２日目は、世界遺産である「比叡山延暦寺」での学習を行いました。お坊さんによる法話を聞いたり、ガイドさんとともに散策したりする中で、子どもたちは、自分の生き方づくりにつながる多くのことを学ぶことができました。
　コロナ禍の中の宿泊学習だからこそ、子どもたちはたくさんの「有り難い＝有ることが難しい⇒感謝」を感じることができました。「有り難い」に出会った子どもたちだからこそ、「自分にはもったいないほど貴い＝かけがえのないことだ。」「自分は本当に恵まれているのだ。」と感じ、身に染みて沸き起こる「真の感謝の心」をもつことができたはずです。今、生きていることの「有り難さ」さえ実感したと思われます。こうして「真の感謝の心」をもった子どもたちは、「自分の生き方」を見つめ、「なりたい自分」を再構成する一歩を踏み出すはずです。まさに、学年目標である『３つの「あい」（I・愛・～合い）をつくる』ための「有り難い」にあふれた２日間でした。