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2022年度 5年「東海テレビ」出張授業

 2月7日(水)の5、6時限に、社会科や国語の「情報」に関する学習をより深めるために、東海テレビの方々に出張授業をしていただきました。
 子どもたちは、ニュース番組の制作現場について、今までに学んだ「正確な情報を・早く・分かりやすく届ける」の3つの視点をもって参加しましたが、テレビ局のみなさんがそれら以上に「人の気持ちを考えること」を大切にしていることを教えていただきました。講師の伏原さんから、「『世の中で起きている出来事を、人々が見聞きしたときにどういう気持ちになるのか』ということが、『どんなニュースをどのように伝えるか』を考える重要な視点になります。」ということも教えていただきました。情報を伝える側の責任感や使命感を感じることができました。
 アナウンス原稿を読む体験では、講師の勅使河原さんから、決められた時間通りに、映像に合わせて読む難しさだけではなく、「そのニュースで一番伝えたい情報は何か」を意識して伝えることの大切さを教えていただきました。
 最後に、愛知県豊橋市の就労支援型チョコレート専門店を20年以上取材してきた方に、特集の映像を交えながら話をしていただきました。「どんな人でも、自分の能力に応じて仕事をし、生活していくことができる優しい社会を目指したい。」という言葉から、テレビというマスメディアが備えている大きな影響力や可能性を生かし、社会をよりよく変えていくことができると信じ、発信し続ける意味や価値を感じることができました。
社会科や国語で学んだ見方を磨くとともに、「自分の使命」について見つめる貴重な時間になりました。

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