子育て支援講演会を実施しました
講師に、南山大学 人文学部心理人間学科 池田 満 准教授をお迎えして講演会を行いました。講演内容は、「子どもの育ちの支えかた:多様性を楽しむ子育て」として実施しました。発達支援として、多様な人との交流こそが価値観を広げていく好機になることなど、多くの実体験を交えた話がとても興味深く、よい学びとなりました。
池田先生のお話から、当事者と友達になることによって、相手を自然に尊重できるようになるという発想は、理解しやすく納得できました。
質問として、交流する中で、例えば女性蔑視の社会について気付かされるなど、時に子どもが傷つく可能性への配慮について尋ねられました。池田先生は、人と交流する時に親も体験を共有し、その体験の意味を親と子どもがともに考え続けることが大切だと伝えられました。
学生に向けて多様な人と出会える体験を企画している池田先生の実感のこもった言葉に強く納得することができました。子どもにとって、どんな体験になるか、心を使って考え続けることが大切なのだと思います。