校長室

ラウデス(朝の祈り)のご紹介(2)

おはようございます。2月○日、金曜日、ラウデスを行います。

お祈りをするための姿勢になります。背筋を伸ばし、手をひざの上にのせ、目を閉じましょう。

けさは、ユダヤの格言を味わいたいと思います。

「祈るときは短く、学ぶときには長い時間をかけよ。」
 (ラビ・M・トケイヤー編『トケイヤーのユダヤ格言集』より)

南山小学校では、お祈りの時間を大切にしています。手を合わせ、ゆっくり、ていねいにお祈りをします。朝、昼、そして帰り。一日3回あります。

でも、だからと言って、1時間も2時間も、長いお祈りをするわけではありませんね。勉強の時間のほうが圧倒的に長いですし、1日3回のお祈りを全部合わせても、中休みの時間より短いです。今朝の、「祈るときは短く」ということばの通りです。

南山小学校ではお祈りを大切にしているのに、どうして、「お祈りは短く、学ぶときには長い時間をかけよ。」というのでしょうか。

それは、こういう意味です。お祈りをするとき、私たちは、神さまにしてほしいことを、たくさんお話します。でも、勉強するときは、今度は、神さまが私たちにたくさん話しかけてくださるのです。国語の教科書を通して、算数の問題集を通して、お友だちの歌声や意見をとおして、神さまはたくさん私たちに話しかけてくださっています。だから、勉強することは、神さまからのお話をたくさん聴くことになるんだよ、そういう意味です。

さあ、今日一日の学習の中で、神さまはどのようなお話を、私たちにしてくださるのでしょうか。楽しみですね。

それでは、主の祈りをいたします。静かに、手を合わせましょう。

 天におられる私たちの父よ、
 み名が聖とされますように。
 み国が来ますように。 
 みこころが天に行われるとおり、地にも行われますように。
 私たちの日ごとの糧を、今日もお与えください。
 私たちの罪をおゆるしください。私たちも人をゆるします。
 私たちを誘惑に陥らせず、悪からお救いください。
 アーメン。

これで ラウデスを終わります。目を開けましょう。

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台湾・聖心小学校の子どもたちが受け入れ学年となった5年生らにいただいた、おお土産の数々。

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その中に、聖心小学校のマスコット人形も含まれていました。