独自の教育プログラム

すべての学びの基本、豊かな人間性の育成
学校生活全般を通し、他者を理解し思いやる心、広い視野を育てる

元来、教育は「人間」の形成を目的としています。南山学園の教育の根底に流れるキリスト教精神をもとに、自己と他者の尊厳を尊重する豊かな人間性の確立をめざす独自の教育プログラムを多彩に用意しています。全ての教科を通して、また学校生活全般を通して、心身ともにすこやかに育てます。

異年齢の集団によるさまざまな活動を通して、お互いに思いやる温かい人間関係の中で集団の一人としての自分の立場や役割を自覚し、自主的に活動できる人を育てます。また、校訓の精神のもとに、心身ともに健康で人間性豊かな人、自ら考え、判断して表現し行動する人を育てます。

体験学習を通じて、自ら問題を発見し解決していくといった自立的・能動的な学びの態度や問題解決能力を形成します。また自己を振り返る力、人間関係を豊かにする力を身につけた生きる力を持つ人に育てます。

挨拶ができるという基本的な習慣から日本の文化・伝統として受け継がれてきた作法まで、人と関わり合う社会生活の中で一人の人間として身につけるべき基本的なマナー教育を行います。

本物の絵画や彫刻・陶芸や音楽などの芸術作品に触れ、作品づくりや創作ダンスなどの活動を通じて豊かな感性を持ち、自己表現ができる人を育みます。

健康で心豊かに生きるための食育の場として、ランチタイムをおおいに活用します。栄養バランス、カロリー計算などの細かい配慮はもちろん、日本の伝統料理や世界のメニューなどの提供により、さまざまな食文化を理解させ、テーブルマナーの指導なども行います。

歴史ある日本の文化に触れることで自国への理解を深め、国際人として必要な教養を身につけます。古典文学、能、狂言、歌舞伎などの伝統芸能、茶道などの文化に触れる体験学習を実施しています。